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生物地理学をベースとした植物進化多様性科学
岩崎研では、日本列島や東アジアにおける野生植物の多様性が、どのような歴史・進化プロセスで形成されてきたのか、そしてそれらがどのような生態メカニズムで維持されてきたのかについて、地理情報を活用しながら考えていきます。
特に、広い意味での「種のあり方の多様性」に興味を持っています。「種の数だけ種のあり方がある」という言葉がありますが、地理的隔離や適応進化、遺伝子流動、交雑、種分化など、生物の種のあり方は多様性に満ちています。この多様性に対して、野外調査や遺伝解析、コンピュータシミュレーションなど、幅広い研究手法を活用してアプローチしていきます。