【論文】褐藻アラメの系統地理研究に関する共同研究論文が、Journal of Phycology で公開されました。

日本の海中林を構成する主要な褐藻の一つ、アラメ Eisenia bicyclis について、ddRAD-seqによるゲノムワイドSNPsの情報を用いて、系統地理解析を行いました。

秋田晋吾さん(現 北海道大学大学院水産科学研究院・助教)が中心になって論文をまとめてくださいました。岩崎はNGSデータの解析を担当したほか、SNP情報を用いた集団遺伝構造解析全般についてのアドバイスやサポートを行いました。また、秋田さんと連携して、論文全体の執筆・改訂で貢献しました。
解析内容は、嶌田研の千村佳那子さんの修論の一部でもあります。

Kanako Chimura, Shingo Akita*, Takaya Iwasaki, Atsushi J. Nagano, Satoshi Shimada*. (2022) Phylogeography of a canopy-forming kelp, Eisenia bicyclis (Laminariales, Phaeophyceae), based on genome-wide sequencing analysis. Journal of Phycology. 論文リンク

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