【論文】キスミレの系統地理に関する共同研究論文が、Journal of Plant Research で公開されました。

北東アジアに跨がって分布する満鮮要素植物の一つ、キスミレ Viola orientalis について、葉緑体DNAと、ddRAD-seqによるゲノムワイドSNPsの情報を用いて、系統地理解析を行いました。

解析の結果、日本のクレードは韓国と非常に近縁であり、ごく最近(おそらく最終氷期)に大陸から分岐して日本にやってきたことが示唆されました。

研究の中心は熊本大学の藤井紀行先生の研究室で、岩崎はddRAD-seqのデータ解析を主に担当しました。

Phylogeography of the East Asian grassland plant, Viola orientalis (Violaceae), inferred from plastid and nuclear restriction site-associated DNA sequencing data.

Haruna Sata, Midori Shimizu, Takaya Iwasaki, Hajime Ikeda, Akiko Soejima, Andrey E. Kozhevnikov, Zoya V. Kozhevnikova, Hyoung-Tak Im, Su-Kil Jang, Takayuki Azuma, Atsushi J. Nagano & Noriyuki Fujii

Journal of Plant Research (Onlineでだけ先に公開) 論文リンク

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