細胞生化学

平成27年度 授業計画(シラバス)

科目番号 15C4037


  1. 科目区分          生物学科 専門科目
  2. 科目名・単位数    細胞生化学 (2単位)Cellular Biological Chemistry
  3. 担当者氏名・所属    小林哲幸(理学部・生物学科・細胞生化学)
  4. 連絡場所          理学部2号館303号室 kobayashi.tetsuyuki@ocha.ac.jp
  5. 履修年次・学期            Ⅱ・Ⅲ 後期(隔年講義)
  6. 受講条件・受講上の注意    「生化学」を受講済みであること
  7. 授業の形態                講義
  8. 教科書・参考文献
    教科書:畑山巧編著「ベーシック生化学」化学同人
    参考書:「ヴォート基礎生化学」東京化学同人、「キャンベル生物学」丸善出版、「生化学辞典(第4版)」東京化学同人、その他にプリントを随時配布
  9. 評価方法・評価割合         期末試験(70)/小論文レポート(20)/その他(平常点、10)
  10. 主題と目標
    科目「生化学」で学んだ基礎知識を踏まえて、生命現象を分子レベルで理解することを目標とする。細胞内で営まれている化学反応を知り、その反応の場である細胞内構造や機能との関連を理解する。具体的には、以下のように「細胞内の代謝/エネルギー変換系」、「生体膜の構造と機能」および「細胞内情報伝達」に主眼をおいて概説し、以下の項目を到達目標とする。
    1. 酵素反応の特性を化学反応と対比させて説明できる/代表的な酵素反応の活性調節機構を説明できる
    2. 解糖系、クエン酸回路、酸化的リン酸化、アルコール発酵、乳酸発酵について説明できる
    3. 脂肪酸のβ酸化、必須脂肪酸やコレステロールの代謝と機能を説明できる
    4. 核酸塩基、アミノ酸の代謝とその制御について説明できる
    5. エネルギー代謝の組織化と調節について、ホルモンなどの生理活性分子との関係から説明できる
    6. 生体膜の構造と機能について、脂質、タンパク質、糖質の側面から説明できる
  11. 授業計画
    1.  細胞内の代謝/エネルギー変換系
      1-1. 代謝とは (酵素とは)
      1-2. 解糖系
      1-3. クエン酸回路
      1-4. 呼吸鎖と酸化的リン酸化
      1-5. 糖代謝の別経路
      1-6. 脂質代謝
      1-7. 窒素代謝
      1-8. ヌクレオチド代謝
      1-9. エネルギー代謝の組織化と調節
    2.  生体膜の構造と機能
      2-1. 生体膜の役割
      2-2. 脂質と膜構造
      2-3. 膜タンパク質
      2-4. リポタンパク質
      2-5. 膜を通しての物質の輸送
      2-6. 膜の融合と分裂
    3. 成績評価について:評価方法・評価割合の項で述べた割合で、出席、レポート、期末試験に基づいて総合評価する。その際、上記の到達目標への達成度を評価基準とする。
  12. 学生へのメッセージ
    自主的な学習に心がけ、教科書は予め読んでから講義に臨む。講義途中でも、疑問点があったら積極的に質問をすることを歓迎する。講義時間の他、月曜16:40-18:00を質問時間とする。
親科目 生化学、姉妹科目 細胞生化学実習