サザエの棘の数理モデル

英国オックスフォード大学のDerek Moulton教授、および、お茶の水女子大学のNathanael Aubert-Kato博士と共同で行った、サザエの棘の形の数理モデルについての研究です。サザエの棘のパターンは、環境との関係(波が穏やかな環境と、荒い環境)が考えられてきましたが、本研究は、異なる環境から得られた棘が、異なる数理モデルで説明できることを示しました。機械学習を用いたパラメター検索法を用い、限りない数理モデルから、パラメターのパターンを見出すことにも成功しました。本研究は、PLoS Computational Biologyに掲載されます。