固体物質は原子や分子が凝集して出来ており、元素の組み合わせや構造の違いによって多彩な性質を示します。近松研究室では、原子レベルで制御する結晶成長法に様々な化学反応を組み合わせて、新しい機能物性を持つ固体物質を創出する研究を行っています。特に、「複合アニオン酸化物薄膜の物性制御」に焦点を当て、現在は遷移金属酸フッ化物薄膜における室温でのマルチフェロイック特性の実現や、全固体フッ化物イオン二次電池の開発、遷移金属酸フッ化物の電気化学トランジスタに関する研究を進めています。また、先端分析技術や理論計算を活用し、化学反応機構・物性発現機構を解明する研究にも取り組んでいます。

研究や進学に関するお問い合わせは、近松まで直接メールにてご連絡下さい。

お知らせ


2025年4月22日
NEW! D1上垣外さんがThe Japan Society of Vacuum and Surface Science Kanto Chapter 10th Anniversary SymposiumでOutstanding Student Poster Awardを受賞しました。

2025年4月22日
NEW! D1上垣外さん、M2中野さん、M2萩原さん、M1築地さんがThe Japan Society of Vacuum and Surface Science Kanto Chapter 10th Anniversary Symposiumでポスター発表を行いました。

2025年4月1日
2025年度新メンバーが配属されました。

2025年3月25日
M2 上垣外さん、佐野さんが修士課程を修了、B4築地さん、岸さんが学部卒業、研究生の姚さんが研究生を修了しました。

2025年2月1日
近松が日本フッ素化学会第17回産学連携部会で招待講演を行いました。

2024年12月24日
第13回フッ素化学若手の会で、M2上垣外さんが口頭発表、M2佐野さんがポスター発表を行いました。

2024年11月22日
ビスマス鉄酸化物薄膜のトポケミカルフッ化反応に関する論文がCryst. Growth Des.誌に掲載されました。東大、北大、都立大との共同研究の成果です。

2024年9月28日
近松が第48回日本磁気学会学術講演会で口頭発表を行いました。

2024年9月24日
第85回応用物理学会秋季学術講演会で、M1中野さん、M1萩原さんが口頭発表、M2上垣外さん、M2佐野さんがポスター発表を行いました。

2024年7月25日
ダブルペロブスカイトコバルト酸化物薄膜のカチオン制御に関する論文がJ. Mater. Chem. C誌に掲載されました。北大、理研との共同研究の成果です。

連絡先・アクセス

連絡先

近松 彰
お茶の水女子大学 基幹研究院自然科学系
理学部化学科/大学院人間文化創成科学研究科理学専攻
〒112-8610 東京都文京区大塚2-1-1 理学部1号館326号室
Phone: 03-5978-5335
E-mail: chikamatsu.akira[at]ocha.ac.jp(※[at]の部分を@に変えて下さい。)

アクセス

交通アクセス・キャンパスマップはこちらをご参照下さい。