HPLC関係

 HPLCプロトコル(2007.12改訂版)

Ion-pairing solution 純水 (100mL)にammonium acetate(15.4g)入れ、tetrabutylammonium hydroxide (1.0 M solution) を10 ml入れ純水で最終volume 200mLにし、酢酸でpH7.1にする
SolventA ion-pairing solution-water-acetone-acetonitrile, 5:25:20:50ips (100mL)-純水(500mL)-acetone (400mL)-acetonitrile (1000mL)
SolventB acetone-ethyl acetate, 50:50acetone (500mL)-ethyl acetate (500mL)
  遮光冷暗所保存
カラムセット Partisil-5 ODS-3 column (4×250mm; GL Science, tokyo, Japan)
タイムプログラム linear gradient from 100% solvent A to 100% solvent B (20min)、100% solvent B (10 min)、solvent A (15 min)
detectorの検出 400-440nm

 

HPLC準備

電源を入れる:本体後ろ、プリンターの後ろ、検出器のランプ、パソコン プレラン:solventA(①)、solventB(②)をHPLCにセット。ドレインバルブを開け(反時計回り)、シリンジで溶媒を本体に循環させる。

image5

波長設定

本体の電源を供給し、ランプを点灯してイニシャライズが終了した後に、 本体全面の数字キーを使用して、モニタリングする波長を入力。 波長変更を反映させる場合は、エンターキーを押すことにより確定。 モニタリングする波長域(例えば400nmから440nmなど)を設定することはできない。

連日使用の場合はここから パソコン画面で、Manual→Mobile Time 0, Flow 10, %B 0を入力しBegin (2-3min)、stop。

同様にTime 0, Flow 10, %B 100を入力しstart run (2-3min)、stop。

ドレインバルブを閉め、 カラムの両ふたをとって左右間違えずラインを入れる。 Time 0, Flow 1, %B 0 45min prerun。

サンプル準備

藻体のコンタミチェック→キムワイプで水気をとる→氷上で冷やした乳鉢に藻体を適当に小さく切っていれる。中性bufferを数ml垂らし、その上からもう一度キムワイプで水気をとる→アセトンを数ml入れhomogenize(弱暗所)。

溶液を1.5mlチューブに移しチビタンで30sec.→milliporefilterにかけ氷上遮光で保存

INJECTION直前に3/10のIon-pairing Solutionを加える。

サンプルのインジェクション Prerun終了後、「RUN」を押す。

HPLC専用のシリンジをメタノールで洗浄(針を拭いてから出し入れ)。サンプルを吸い数回出し入れ。インジェクションバルブをLoadにしてさして、注入、針を抜いてバルブをinjectに戻す。 シリンジをメタノールで洗浄(針を拭いてから出し入れ)。

終了後、次のサンプルをインジェクション

または、100%メタノール洗浄(30-60min)

カラムをはずす。ラインはパラフィルムで覆う。 電源を切る。パソコン回収。

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