中央大時代の桑原班2期生 北村くんの研究成果がMDPIのInorganicsに掲載されました。標的分子だった反芳香族性をもつスタンノールカチオンの合成には至らなかったものの、研究の寄り道で得たスタンノールアニオンに関する重要な知見を論文にしました。シロール、ゲルモールアニオンは2,5位にケイ素置換基をもつときに芳香族性を獲得しますが、より重い元素を含むスタンノールアニオンはケイ素置換基の助けがあっても非芳香族を好むことを見いだしました。
中央大時代の桑原班2期生 北村くんの研究成果がMDPIのInorganicsに掲載されました。標的分子だった反芳香族性をもつスタンノールカチオンの合成には至らなかったものの、研究の寄り道で得たスタンノールアニオンに関する重要な知見を論文にしました。シロール、ゲルモールアニオンは2,5位にケイ素置換基をもつときに芳香族性を獲得しますが、より重い元素を含むスタンノールアニオンはケイ素置換基の助けがあっても非芳香族を好むことを見いだしました。