小林研究室へようこそ!

私達の研究室では、「脂質分子から細胞機能・病態を探る」をメインテーマとして、
以下の観点で研究しています。

  1. 生理活性脂質の代謝と機能
  2. 質量分析を基盤にした脂質メタボローム解析
  3. 必須脂肪酸バランスと生活習慣病(脂質栄養学);オメガ3系列脂肪酸の生理作用
  4. リン脂質結合タンパク質を用いた脂質の機能解析

 

学生の皆さんへのメッセージ

生物には美しいほどの見事な原理や論理性が潜んでいます。私の専門は、脂質生化学という研究分野で、細胞膜などの生体膜やそれを構成する主要な脂質分子の 構造や機能を研究対象にしています。細胞膜は単なる仕切ではなく、ダイナミックに変動する脂質分子の変換工場です。脂質分子からは生理活性分子が作られ、 そのバランスが崩れるとアレルギーやがん等の病気になることが分かってきました。さらに、神経機能にも関わっています。生命維持や健康において果たす脂質 分子の重要な役割について、いっしょに学んで解明してみませんか?